出産準備は母子手帳を受け取ったその日から始まります。
ほとんどの方は産婦人科へ診察へでかけて、妊娠の事実を確認すると思います。
お産を決意されたら妊娠届出書を病院から受け取り書類を役所へ提出することが母子健康手帳(母子手帳)を受け取るまでの手順となります。
(なお、妊娠届出書の提出は代理の方でも結構です。
) 母子健康手帳と様々な保健サービスの案内が入った出産手引書を役所から受け取るのですが、母子の健康管理や安心して出産するためにのために、この手引きをぜひ活用しましょう。
次に出産準備に必要なことは、妊婦健康診査です。
出産予定日に35歳以上の方は、超音波検査(1回限り)も受けられます。
母親学級は、初めてお母さんになられる方のための教室です。
両親学級は、初めてお父さんお母さんになる方のための教室です。
日頃気になっている事、心配な事を情報交換したり、専門家からアドバイスを受けることも出来ます。
妊娠出産の医療費助成制度も出産準備費用のために活用することが出来ます。
国民健康保険や会社の健康保険には出産一時金というお産費用意を支援する制度がありますし、他にも経済的理由により、入院して出産することがむずかしい状況にある方や、入院を必要とする妊娠高血圧症候群、糖尿病、産科出血などの方で、所得や病状が一定の要件にあるときは、医療費の公費負担制度があります。
そのほかには、社労関係の働く女性・男性のための出産、育児に関する制度もあります。
仕事をしながら出産を控えている方々には、様々な不安や疑問があることと思います。
そのために、妊娠、出産、育児期を通して働く女性・男性のための制度があります。
出産準備は1人で悩まずに、迷わず相談しましょう。