赤ちゃんの良運を願って赤ちゃんの命名をするのは、赤ちゃんの一生を左右する大事な儀式です。
良運を願って命名する方法で一般的なのが姓名判断です。
また、一度、出生届を提出し、後からの名前の変更は合理的な理由が無い限り受け付けられません。
従って、赤ちゃんの名前は慎重に決めましょう。
しかし、最初から赤ちゃんにふさわしい名前がすぐに浮かぶことはまれです。
そこでよく使われるヒントを紹介します。
まず、付けたい名前のリストを書き出します。
これは音の響き、苗字とのバランスなどを見ます。
気をつけたいのは、苗字が母音が多い場合、下の名前に母音が多くなると発音しにくくなるということです。
このように頭の中で考えてつけたとしても、実際に声に出して名前を呼んで見ると、名前の発音しやすさ、分かりやさなどがはっきりします。
名前はやはり声で呼ばれることを考えてつけましょう。
次に行うのはこの名前に漢字を当てていく方法です。
これも候補を複数用意しましょう。
特に漢字は見た目とイメージがありますので注意が必要です。
見た目とは、例えば苗字がシンプルな漢字なのに、名前が極端に画数の多い漢字をつかう、といった場合です。
この場合はバランス的に上(苗字)が軽く、下(名前)が重く見えるタイプで、この反対のタイプも考えられますが、避けたいものです。
次に漢字には戸籍では使えない漢字があるのを知っていますか?出生届を出しにいったら窓口で受理されないことがわかり、あわててその場で変更した、などそれまでの命名の苦労が水の泡になることもありますので注意が必要です。
名前に使える漢字は、常用漢字と人名用漢字があり、これ以外の漢字は受け付けてくれません。
漢和辞典には【常】【人】と表記してあるので確認しましょう。
戸籍で使えない漢字をさっきの名前リストから除外します。
さて、ある程度赤ちゃんの名前が絞られてきたら姓名判断、となるのでしょうが、姓名判断は色々な流儀があるので、夫婦の考え方だと思いますが、どれを採用するか実家などとも相談の上、決めるといいでしょう。